憤怒(ふんぬ)

③憤怒(ふんぬ)

『怒髪天を突く』
という言葉をご存知でしょうか?

怒りで頭に血が上り過ぎて、髪の毛までもが逆立つ状態のことを言います。
『憤怒』とはこの状態を指します。

ストレスの7つの原因でもお伝えしましたが、強力な『怒り』で相手を押さえ付けることは当然それ相応のエネルギーが跳ね返ってきます。

また相手に対して『憤怒』することはそれ自体がストレスになり、体調不良を引き起こします。

『怒り』にもポジティブシンキングとネガティブシンキングがあります。

『怒り』をポジティブに言い換えると『やる気』や『負けん気』に変わります。

前向きな『怒り』はこれは何故だ!という怒りを自分に向け、成長しよう!という前向きな力になります。

『怒り』がネガティブシンキングの度が越えると『憤怒』に変わります。

『怒り』を『憤怒』に変えない為にはどうしたらいいでしょうか?

根本的なところ、『怒り』は身体に対する防衛反応と言えます。

『怒り』を露にすることにより『これ以上怒らせるとお前に危害を加えるぞ』という牽制や実力行使の意思表示をしているということです。

それは、そうとしか自分の身を守る術を経験していなかったのです。

そしてそれに相手が自分の意に介さないと、実力行使に出たり、物に当たったりします。

『自分の考えに同意しない相手が悪い』というネガティブシンキングに囚われており、残念なことに、脳が興奮状態なのですぐには自分では対処出来ない状態です。

まずは『頭を冷やすこと』
そして次に『冷静に考えること』です。

具体的には『相手はなぜそういうことをするのか?』を相手の気持ちになって考えることです。


相手には相手の正義がある訳です。

しかし、『憤怒』はまたここでも顔を出します。

ただ、ここまでこれをご覧いただいている方は、『憤怒』をコントロールしたいと考えていると思います。

まずは『感情で相手をコントロールしようとしてはいけない』と気付くこと。

そして
『自分を怒らせる相手が悪い』というネガティブシンキングに気付くことです。

問題はあなたを怒らせる相手が悪いのではなく、怒りの感情を露にするあなたにあります。

時として、怒りを露にすること、感情に身を任せても良いかも知れません。

怒りという感情があるのは自然なことです。

ただ、年に何回も憤怒することがあり、その度に感情を吐き出していればそれは問題です。

例えば、PMS(月経前症候群)など、生理前にイライラしだしていつも八つ当たり(憤怒)するなども正常とは言えないでしょう。

訳もなくイライラするのであれば、生活習慣や体質の問題があります。

まずはそこから見直すことも大切になります。

白砂糖や化学調味料はシャープに脳に刺激を与える為に、切れるとイライラしだしてくる人が多いです。

現代ではそこから『憤怒』が生まれる人もたくさんいます。


『憤怒』に対する対処法は『怒り』に気付き、それを鎮め、ポジティブシンキングに変化させることです。

『怒り』を鎮めるポイントは『頭を冷やすこと』その為にはその場を離れたり、深呼吸やお水を飲んで落ち着いたりという行動を『意識』してすることです。

心=意識=行動の原則を知っておいてください。
次に『怒り』を『ポジティブシンキング』に変化させる為に、時間を味方に付けます。

『時間』には自浄作用があり、時と共に気持ちは落ち着いてきます。

この時に落ち着くまでの時間を計りましょう。

段々短くなっていくその時間があなたの成長の度合いになります。

その間、
①なぜ『憤怒』したか?
②自分はどうしてもらいたかったか?
③ポジティブシンキングにするにはどうしたら良いか?

を考えます。

例えば
①部下が自分とは違う意見を言った。
②自分の意見に従って欲しかった。
③部下が自分で意見を言えるようになって成長したと考える

または

①あの人が私の話をわかってくれない
②私の気持ちをわかって欲しい
③なんで話をわかってくれないと私は思うのだろうか?

など、ポイントは相手に原因を求めるのではなく、自分に改善を落とし込むことです。

これは相手に原因を求めると、また「わかってくれない!」となるからです。

思考は習慣化します。
徐々に改善までの時間は短くなってきます。

『思考』=『理性』だとも言えます。

『理性』を鍛えることにより、『憤怒』を少しの『怒り』の状態からポジティブシンキングへ向かわせるトレーニングをしていきます。

ただ、問題はいつも『憤怒』している方であって、多少の『怒り』は正常なことです。

『怒り』は心に『やる気』を灯す火種になります。

それがプラスの方向へ進めば良いだけの話です。

『憤怒』は本人のみならず、周りの心を傷付け、嵐を呼びます。

感情的になることは悪いことではありませんが、程度があります。

『憤怒』で相手を叱責したことはありませんか?

自分自身がそれに気付き、改善すること。

それが世界から争いを無くす方法であると感じます。

この記事へのコメント

  • izu

    きのうブログのほうにコメントしました。今日はこちらのページを読ませていただいてます。うちはこども3姉妹がもう中高生となりましたが、【年に何回も憤怒することがあり、その度に感情を吐き出していればそれは問題です。】←この旦那さんです。波があり、仕事から帰ったあとの表情で家族は「危なさ」を察し、爆発させないように気を遣い、気を遣い… という生活を、1年ずつクリアしてきている感じです。前回が4月にあり、そこから会話していません。会話、していないと安全です。私と子供との会話はあり、旦那さんと子供の会話はある状態なのでこれが一番いい気がしてます。ずっとがまんしてます。こどもたちが就職までがまんする予定です。自分のがまんはいくらでもできます。周りにさくっと離婚してすっきりやっているお母さんたちがいます。そういうのを見て感情がぶれぶれになりますが、あなたのブログを読んで、がまんのうつわがひとまわり大きくなりました。まだまだ、と思いました。わたしもいろいろ背負ってきてしまっていますが、「今」を「芯」を持っていきたいな、と思っています。
    ブログは、現在にまだ追いついていないと承知していますが、私が知りたいのは、その経験をされたうえで、精神科にかかってよかったのか?それともかからなければよかったと思うのか?です。かかった日から病名がつき病人となり、病気友達ができ… って崩壊まっしぐらのような気がしてしまうのですが、これは家の旦那さんのことではなく(本人も自覚ないし私も行かせませんが)職場でが心療内科にかかりどんどん目の色がおかしくなって退職した女性がいて、今も受診している職員が数名いるので。正直、私的には「行ってしまったら終わり」というイメージがあり、処方された薬は「麻薬」、なイメージです。

    こんなに長くなってしまいました。ごめんなさい。
    2015年07月10日 17:15

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